皆さん、こんにちは！
開発部署のメンバーが、10月にヨーロッパへ出張してきました。今回はその様子をお伝えします。

まず、ロンドンヒースロー空港経由でスウェーデンに到着し、スカニア本社を訪問させていただきました。
本社内の敷地は広範囲に広がっており、従業員数は約16,000人に達するとのことでした。
ちなみに両備ホールディングスの従業員数は約2,000人です。
規模が大きすぎて上手く想像できません。

次に、現在の各種製品を紹介するメインホールとスカニアのこれまでの歩みを知ることが出来るミュージアムへ足を運びました。

移動性・居住性に優れているフルフラットバスは、とてもスタイリッシュです。
岡山県内では海外製の路線バスは運行していませんが、東京都営バスさんなど他府県はスカニア製の路線バスを導入していますね。

ミュージアムでは、エンジンや歴代モデルが見学でき、スカニアの歴史に触れることができました。
この空間にいられるだけで幸せですね。
スカニアがどのような道を歩んできたのか、じっくりと学ぶことができました。

そして、続いてはスカニアテストコースでの試乗体験です。

テスト車両は、約15台程ありEVバスやEV仕様のトラクターヘッドなどが準備されていました。
こちらの画像のEVバスはパンタグラフ式充電を採用しており、停車しているバスに対して数秒待つとパンタグラフが降下し充電が開始されます。
これにより、短時間での高速充電が可能となります。
そして、スカニアバスのパンタグラフのような設備は、バスの室内から操作できるようになっています。
この設備があれば、バスステーションでお客様が待つ間に充電ができますね。

今回、EVバスとEV仕様のトラクタ－ヘッド（40トンのトレーラー付）でテストコースを走行しました。
路面傾斜6度の坂道を一時停車後にキックダウンすることなくスムーズに力強く走り出せることにとても驚きました。
やはり、スカニアの車両はパワフルですね。

今日はここまでです。
次回は、Busworld2023展示会の様子をお届けします。お楽しみに！

>>>ヨーロッパ出張②に続く..