クラシックカーのレストアとEV化 テスト

EVコンバージョン

レストア × EV化

クラシックの魅力はそのままに、動力を最新のEVへ。思い出の一台を、環境にやさしく、長く乗り継げるクルマへ。

EVコンバージョンとは?

EVコンバージョンとは、既存のエンジン車(ガソリン・ディーゼル車)からエンジンや燃料系を取り外し、モーター・バッテリー・制御システムに載せ替えて、電気自動車(EV)として走れるようにする技術です。美しいボディや個性はそのままに、動力だけを最新のEVへ。経年劣化した車両を新車同様に蘇らせるレストアと組み合わせることで、思い出の一台を、環境にやさしく長く乗り継げます。

クラシックの価値を守りながら、EVで広がる新しい楽しみ方

環境にやさしい

CO₂排出を抑え、クリーンな走りで未来の環境を守ります。

スムーズで力強い走り

EVならではの瞬時のトルクで、心地よい加速を。

大切な一台を長く

丁寧なレストアとEV技術の融合で、愛着のあるクルマを次の世代へ。

安心の国内サポート

企画・設計から施工・アフターまで一貫した体制でサポートします。

弊社の取り組み

両備テクノモビリティーは、脱炭素社会・持続可能な社会の実現に向けてEV関連事業に注力しています。鈑金・整備・レストアの熟練技術と自社開発のモーターユニットによるEV化技術を融合し、企画・設計から施工・アフターまで国内一貫体制でサポートします。

[安全確保]昔のデザインのまま安全に

ボディ剛性の弱いクラシックカーには、必要に応じてロールバーで骨格を補強。デザインを保ったまま安全性を確保します。

[エコ確保]CO₂を抑えたエコ車両へ

EV・ハイブリッド化で二酸化炭素の排出量を抑制。税金区分が変わる場合もあります。

共通

EVコンバージョンの基本工程

車両を問わず、EVコンバージョンは次の6つの工程を基本に進めます。車両ごとの状態やご要望に応じて、内容を調整します。

1

現車確認・お打ち合わせ

車両の状態を確認し、ご要望に応じたプランをご提案します。

2

エンジン・部品の取り外し

エンジンや燃料系などの関連部品を丁寧に取り外します。

3

オリジナルモーターユニットの搭載

専用設計のモーターユニットを搭載し、配線・制御を行います。

4

バッテリー・制御系の配線・接続

モーター、バッテリー、制御システムを最適にレイアウトします。

5

内装・外装のレストア

必要に応じて内装・外装をレストアし、美しく仕上げます。

6

完成・納車

走行テスト・最終確認を行い、オーナー様へお届けします。

共通技術

オリジナルモーターユニット
自社開発モーターユニット
  • 高効率モーターコンパクトで高出力。スムーズな加速と静粛性を実現。
  • コンパクト設計限られたスペースにも収まる設計で、オリジナルのレイアウトを尊重。
  • 軽量化車体バランスを最適化し、快適で心地よい走りを実現。
  • 高い信頼性厳しいテストをクリアした設計で、長く安心してお乗りいただけます。
施工事例

上記の基本工程をベースに、車両ごとの状態に合わせてレストア・EV化を行います。ここからは、実際に手がけた車両ごとの施工内容をご紹介します。

1969年製オースチン社製ロンドンタクシー

ロンドンタクシー
1969年製・英国オースチン社製

この車両特有のレストアを含む、全9工程の施工記録をご覧いただけます。

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ローバー・ミニ EVコンバージョン

MINI
ローバー・ミニ/1998年式

車両固有の施工記録・主要スペック・ギャラリーをご紹介します。

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施工記録

事例① ロンドンタクシー1969年製・英国オースチン社製/全9工程

1969年製のオースチン社製タクシーを、レストアEVコンバージョンによって、環境に配慮したエコ車両として蘇らせました。この車両ならではのレストア(鈑金・塗装剥離・配線一新など)を含む、全9工程の記録です。

作業工程
#1

1969年製のオースチン社製ロンドンタクシーが到着

2021年3月に作業を開始


1978年、当時の両備バス株式会社(両備ホールディングス株式会社の前⾝)社⻑、松⽥基(故⼈)がヨーロッパ視察に⾏った際にロンドン市から買い⼊れた⾞両で、買い取る直前まで運⾏していました(以上、社内報『両輪』より)。輸⼊直後しばらくはリョービガーデン(岡⼭市北区寺⼭)で展⽰をしていましたが、近年は⾃家⽤プレートを取得してイベントなどへ展⽰⾞両として貸し出していました。
#2

エンジン積み下ろし


エンジンは、ミッション、ボディ、メンバーによって支えられています。ボディとの結合部のエンジンをフックで釣った後にエンジンマウントを外していきます。
#3

鈑金




劣化したボディ表面の再塗装はもちろん、キズの修復や経年で発生したサビや腐りといったダメージも板金作業できっちり修復します。両備テクノモビリティーが最も得意とする分野の一つ、鈑金塗装の熟練技術で丁寧に仕上げます。
#4

完全な分解と塗装の剥離

細かいパーツを取り外し、ほぼ車体だけになったロンドンタクシー


剥離は車両のレストア作業において重要な作業の一つですが、レストアの計画の中で、錆が表面上だけのものか、中まで入り込んでしまっているのかを見分けるのは非常に難しいため、その善し悪しを判断するため、塗装を剥がしていきます。
#5

電気配線


1969年製とかなり古い車両なので、配線トラブルを避けるために車両に付いている全ての配線を取外し、配線図を作り直し、電気系統の配線を一新します。

#6

EVコンバージョン部品取り付け

モーターやモーターを制御するインバーター、充電器などを搭載します。バッテリー試験など様々な試験を実施します。
#7

インテリア


絨毯や運転座席を張り替えします。ハンドルは塗り直しと修復を施し、インテリアのバランスを考えトータルコーディネートします。
#8

除菌・抗菌 施工


蘇った車を安全、安心にご利用いただけるようナノゾーンコート施工をしました。消臭・抗菌・防汚・防カビ・抗ウイルスに優れた効果を長期間発揮します。
#9

最終確認


外観スキ検査、機能部品検査、アライメント調整、水漏れ検査を実施します。厳しいチェック項目から一つ一つ最終確認をしていきます。
ロンドンタクシー概要
車両名 オースチン
年式 1969年式
全長 / 全幅 / 全高 4,650 / 1,760 / 1,730 mm
乗車重量 1860kg
乗車定員 6名
バッテリー 360V(12V×8個)*リチウムイオンバッテリー
充電電源 AC100V/200V(家庭用電源)
充電時間 200V:約8時間(残量ゼロから満充電まで)100V:約12時間(残量ゼロから満充電まで)
走行距離 100~120km(坂道などの路面状況により異なる)
開発費用 計710万円(レストア 310万円、EV化 400万円)
主要スペック
項目 オリジナル仕様 コンバートEV仕様
製造元 オースティン(イギリス) 同左
製造年月 1969年10月 同左
ボディータイプ 4ドアタクシーキャブ 同左
乗車定員 6人 同左
駆動輪 RWD(後輪駆動) 同左
トランスミッション 4速マニュアル トップギア(4速)固定
パワートレイン ディーゼルエンジン 電気モーター(EM57)
排気量 約2,200cc(2,178cm³)
出力 41kW / 56馬力 70kW / 93馬力
全長 465cm 同左
全幅 176cm 同左
全高 176cm 173cm
ホイールベース 281cm 同左
車両重量 1,630kg 1,530kg
車両総重量 1,960kg 1,860kg
電池容量 24kWh
総電圧 360V
満充電からの走行可能距離 100~120km(概算)
その他の仕様
バッテリー搭載場所 トランクルーム:12kWh
運転席横荷物置場:12kWh
充電口の位置 ボンネット内前方(オレンジ色のソケット)
エアコン 汎用12Vエアコン(HOT & COOL)を装備
リアバックビューモニター 後方視認性向上のため装備
施工記録・車両情報

事例② MINIローバー・ミニ/1998年式

EVコンバージョン MINI
愛着あるクルマを、次の時代へ。

クラシックMINIの個性と価値をそのままに、上記の基本工程・自社開発モーターユニットでEV化。静かでクリーンな走りに仕上げました。

作業工程
#1

1998年式のローバーMINIが入庫


EVコンバージョンのベースとなる1998年式ローバー・ミニが入庫。まずはボディや足回り、各部の状態を確認し、車両のコンディションに合わせてレストアとEV化の施工内容を検討していきます。
#2

エンジン・関連部品の取り外し


EV化に向けて、これまでMINIを走らせてきたエンジンや関連部品を車体から取り外します。車体や足回りの状態を確認しながら慎重に作業を進め、モーターユニットを搭載するための準備を整えていきます。
#3

ボディの鈑金・修復


パーツを取り外してボディの状態を確認し、経年によって発生したサビや腐食、キズなどを丁寧に修復します。傷んだ部分を鈑金・補修しながら、ローバー・ミニならではのボディラインを整え、次の塗装工程へ向けて仕上げていきます。
#4

下地処理・ボディ塗装


ボディの修復後は、古い塗膜やサビの状態を確認しながら下地を丁寧に整えます。その後、各部を塗装し、ローバー・ミニの特徴的なフォルムを美しく再生。EVとして生まれ変わるためのボディを仕上げていきます。
#5

EV化に向けた電気配線


EV化に必要な電気系統を車両に合わせて構築します。既存の配線を確認・整理しながら、モーターやバッテリー、制御機器などを安全かつ確実に作動させるための配線を施工していきます。
#6

EVユニットの搭載


ローバー・ミニのコンパクトな車体に合わせ、自社開発のモーターユニットを搭載します。バッテリーやインバーター、充電器などのEV機器も、限られたスペースと車体バランスを考慮しながら配置。各機器を接続・調整し、MINIを電気で走る一台へと仕上げていきます。
#7

完成・最終確認


EVシステムの作動確認をはじめ、各部の機能や足回り、車体の状態を最終チェック。走行テストや各種確認を重ね、安全に走行できる状態へと仕上げます。クラシックMINIの個性を残しながら、静かでクリーンなEVとして新たな一台が完成します。
主要スペック
車両名 ローバー・ミニ(MINI)
年式 1998年式
全長 / 全幅 / 全高 3,070 / 1,440 / 1,330 mm
乗車重量 約700kg
乗車定員 4名
最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/ 0〜4,300rpm
最大出力 36kW(49PS)/ 4,400〜18,000rpm
最終減速比 14.774
定格出力 18kW
バッテリー容量 12kWh
航続距離 約100km
充電時間 100V 普通充電→約10時間/単相200V 充電→約4時間
ギャラリー
ギャラリー1
ギャラリー2
ギャラリー3
ギャラリー4
ギャラリー5
ギャラリー6
レストア・EV化の対応車種例(一部紹介)

1969年製のオースチン社製タクシー

1969年製のオースチン社製タクシー


1970年製メルセデスベンツ280SEL

1970年製のメルセデスベンツ280SEL


メルセデスベンツ280SL

メルセデスベンツ280SL

レストアをお考えのお客様へ
レストアにつきましては、お車の車種、状態、復元の度合い、交換部品供給の有無などにより、費用も大きく変わります。また、車の状態やレストアの度合いによって納期が変わります。ご相談いただければお見積りやご予算に合わせたプランを作成致します。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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